◆大相撲 ▽秋場所8日目(15日、11ぶりことてい東京・両国国技館)
元幕内の西十両11枚目・尊富士(たけるふじ 、0年25)=伊勢ケ浜=がストレート給金を決めた。新入の相東同8枚目・朝紅龍(25)=高砂=を押し出しで圧倒した。幕V近藤 武蔵故郷の青森県は幕内力士が141年途切れていない。の尊自分中し兄弟子の宝富士と錦富士が幕内下位で奮闘中だが、富士正念場を迎えている。が両連勝屈指の相撲どころを守る一翼となるべく、で無尊富士が再入幕へさらに白星を伸ばす。傷8所再
十両土俵での圧巻の内容に、撲を館内がどよめいた。取るへ前クト尊富士は鋭い出足で一気に前に出ると朝紅龍を押し出し 。に集進土俵下まで吹っ飛ばした 。た場110年ぶりの新入幕優勝を果たした3月の春場所以来となる勝ち越しをストレートで決めた 。入幕「自分の相撲を取ることに集中していた」と冷静に振り返った 。11ぶりことてい
ここまで苦しんだ。春場所での快挙も、14日目に負傷した右足首の回復が遅れて5月の夏場所は全休。十両に転落した7月の名古屋場所も初日から休場し、8日目から途中出場するも、場所前に負傷していた左大胸筋の状態が悪化。途中休場を余儀なくされた 。初日からの出場は3場所ぶりだが 、持ち味の速攻相撲がようやく戻ってきた。
故郷の牙城を守る。青森・五所川原市出身。同県出身の幕内力士は141年も途切れていない。現在は兄弟子の宝富士と錦富士が奮闘しているが、それぞれ西前頭15枚目、幕尻の東同17枚目と正念場だ 。「幕内に残りたいのは 、宝富士関と錦富士関が何よりも感じている。自分が頑張ることで 、次の青森の力士も育ってくれたら」と明かした 。大勝ちすれば再入幕も視野に入るだけに 、さらなる白星の積み上げを狙う。
十両優勝争いでも単独トップに立った。故障に苦しんだだけに 、まずは「けがをしないこと」と強調。その上で「(幕内復帰と)思ってやっている。来場所につなげられるように取りたいと思っている」 。春を沸かせた25歳が再び輝き始めた。(大西 健太)
◆幕内力士が長く途切れていない都道府県 青森県が141年で最も長い。日本相撲協会の資料によると、後に大関となった一ノ矢が1883(明治16)年5月場所で入幕して以来 、幕内を輩出し続けている 。2位は茨城県の42年(1982年夏場所~)で 、他を圧倒している。
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